地球温暖化とは?仕組みなど | 地球温暖化対策プロジェクト~温暖化のメカニズムや生態系への影響・自分で出来る対策

カテゴリ: 地球温暖化とは?仕組みなど

個人でできることから世界の取り組みまでー地球温暖化を緩和するための対策

地球温暖化を緩和し、環境を保全するためには、この10〜30年ほどにおける緩和対策の達成が、もっとも重要であるといわれています。
環境問題がさけばれ、地球温暖化を抑制する必要があるということが世界的に認識されてきていますが、具体的にはどのような取り組みが実施され、また有効であると考えられているのでしょうか。

地球温暖化のおもな原因は、二酸化炭素、メタン、フロンなどの温室効果ガスが大気中に増加していることです。
これら温室効果ガスは、石炭や石油といった化石燃料が燃焼することによって発生するため、このような化石燃料の使用を削減することが必要であると考えられますね。
産業界や、企業、国レベルでもそのための技術的な研究開発もすすんでおり、温室効果ガスを発生させず発電、発熱が可能な代替エネルギーの開発が有効であると認められています。

もちろん、エネルギー消費自体をおさえることも重要です。
電化製品などの、製品自体の消費電力が少ないものも開発され、広く普及しています。
加えて、オゾン層を破壊する性質をもつフロンガスは、近年では使用されなくなり、以前のフロンガスを使用したエアコンや冷蔵庫も、廃棄するためには「家電リサイクル法」にしたがって正しく処理することが義務づけられています。

そして省エネ対策を一般に啓発する運動もすすみ、私たちも生活のなかで省エネルギーを意識する機会が増えたと思います。

ごみ問題も、二酸化炭素放出の減少のためには欠かせないことですね。
温室効果ガス削減に効果のあるとされる新素材の開発もすすんでいますが、私たちも生活のなかで、3R、4R運動を実践していくなど、できることから温暖化対策を考え、実践していくことが必要です。

「京都議定書」で議決された、温室効果ガス削減目標を、それぞれの国が目標達成するために、国家レベルから民間レベルまで、一致した問題意識をもって取り組まねばなりませんし、これらの取り決めに世界各国が協力して合意していくことで、地球温暖化問題を抑制することが可能になるのではないでしょうか。

人類にとって必要な温室効果ガスー温暖化のメカニズムと原因とは

地球温暖化には、温室効果ガスが大きな原因となりますが、その温室効果ガスにもさまざまなものがあります。
なかでも「二酸化炭素」の地球温暖化に与える影響はもっとも大きく、そして化石燃料の燃焼量が増加し続けている産業革命以降、大気中の濃度もどんどん増加しているのです。

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告によれば、地球温暖化がこのまま進めば、約90年後の2100年ごろには、平均気温はおよそ1.8〜4.0℃も上昇するだろうといわれています。
これは、温室効果ガスの排出量が最も少ないと仮定すると1.8℃の上昇、逆に最も多いと仮定すると4.0℃という予測です。

さて、地球温暖化のメカニズムについてはご存知でしょうか。
よく耳にする「地球温暖化」という言葉ですが、ごみを分別したり、節電、再利用やリサイクルなどさまざまな取り組みを行っている現在、その「地球温暖化」のしくみについてよく知っている、という人は少ないのでは?

地球全体での平均気温は、現在14℃前後。
この数値は、人類が存在する上でたいへん重要なものになりますが、もしも、大気中に二酸化炭素や、メタン、水蒸気といったいわゆる温室効果ガスのたぐいがいっさい含まれていなければ、何度になるんでしょうか?
それは、マイナス19℃ぐらいになるのだそうです!!
これでは人類は生存していくことができません…

また、太陽の光は私たちにあたたかな日差しを与え、地球の大気を通り抜けて地表を暖めてくれています。
こうして地面からは熱が放射されて、その熱はさまざまな温室効果ガスに吸収され、大気中で熱をたくわえ、地球上の大気を暖めてくれるのです。

つまり、温室効果ガスは人類にとって必要不可欠なものなんですね。

しかし、近代では産業が活性化したことで、二酸化炭素や、メタン、フロンといった温室効果ガスの排出が急激に増加するようになってきました。
こうして、大気中の温室効果ガスの濃度は自然のものよりずっと高くなってしまい、放射熱の吸収が増えてゆきました。
その結果、地球上の気温が上昇することになりました。
これが「地球温暖化」なのです。

自然、気象、経済にあたえる地球温暖化の影響について

「地球温暖化」が進行することで、さまざまな影響が表れ、深刻な状況が発生するでしょう。
気温や海水温は上昇し、そのため海水面が上昇し、降水量や降雪量も変化したり、洪水、酷暑、大型台風の発生…さまざまな気象状況に対して、影響をおよぼすと考えられています。
ただ、近年よくみられる異常気象について、温暖化が原因であるかどうかを直接結びつけて断言するのは、いまのところ難しいのですが…

地球温暖化のもたらす影響は、自然の生態系に対しても大きなものになるといわれています。
そして、生物の大規模な絶滅にも関係するという指摘もあるのです。

気象、自然現象が大きく変化することによって、私たちの日常生活や、社会にも、当然ながら影響が与えられるでしょう。
真水が減少して不足したり、農業・漁業に影響が出たり、そしてそのために食糧不足が深刻になるのではないかと心配されます。

また、経済面にも多大な影響をあたえると考えられています。
平均気温が2〜3℃上昇することで、あらゆる地域でさまざまなコストが増加して利益が減少するであろうといわれています。
そして、この調子で地球温暖化がすすんでいくと、21世紀末になれば気温は5、6℃も上昇し、それによる世界のGDPのおよそ20%もの損失が発生している可能性もあるのだそうです!

世界各国で「地球温暖化」によるリスクが懸念されているいっぽう、当然、温暖化の緩和や抑制対策に必要な技術開発や、そのための予算を計算するなどの取り組みも行われています。

現在からおよそ10〜30年の間の期間で行われる温室効果ガス排出削減対策が、地球温暖化の緩和には最大の影響力があるといわれているのです。

世界中で、環境問題に対していろいろな取り組みがなされ、提案がされていますが、学術的な見解によればそれらの案には有効なものがあり、現状より温室効果ガスの排出量を、大きく減少させることは可能であるということです。

これからも、世界で地球温暖化を食い止めるための対策がすすめられる意義は大きいでしょう。